2014年12月14日更新金台寺
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蓮休山金台寺といい、蓮如上人の弟子・了妙尼が開いたお寺です。本尊は、阿弥陀如来立像が祀られています。
本善寺(吉野町飯貝)から天保15年の金台寺縁起の写が発見され、金台寺と了妙についてわかったことがあります。
金台寺は、昔「蔵の道場」と呼ばれていました。蓮如上人が大和に巡錫した折に、酒蔵の中に一人住んでいる老婆を見て仏恩に浴するよう慰め、老婆に了妙尼という法名を授けました。「蔵の道場」には、蓮如上人から下付された仏道や御杖と鉄鉢が伝えられたということです。その後宝暦3年に、「蔵の道場」を改め、金台寺となりました。境内には、安政6年に建立された了妙の供養碑や了妙の坐像が祀られています。
江戸時代は、寺子屋でした。明治5年の学制公布にされて、旧来の寺子屋式のものを合併した程度のものが各地にできましたが、明治7年に小学校の前身である「培擁社」が国分寺と金台寺内に設けられたとのことです。