2014年10月17日更新西大寺の「五重の東塔跡基壇」
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西大寺は創建当時、南大門をくぐると左右に高さが15丈(約45m)の東西両五重塔が建ち、
その他に十一面堂院、四王堂も建ち、中央正面には中門、その両側に廻廊が連なって中に薬師金堂、
更にその奧には寺院の中心をなす弥勒金堂を配置した金堂院を設け、
廻廊の周りには鐘楼、食堂院、小塔院、政所院、正倉 院なども配置されています。
全部で百十数棟の塔堂を有する大伽藍を誇っていましたが、1502年の兵火などによって殆どの塔堂を焼失し、
江戸時代に諸堂の再建が有りましたが、東西に在った両五重塔は今もって再建されず、
現在「金堂」の前に写真の様な五重塔のうち東塔跡の巨大な基壇が残されています。