2014年12月17日更新相楽神社
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相楽神社は木津町大字相楽(さがなか)地区(旧 相楽(さがなか)村) [ 北ノ庄、大里、曽根山の三区]の産土神として祀られてきました。創立は定かではありませんが、明治10年(1877)に『延喜式』神名帳に相楽 (そうらく)郡一座「相楽(サカラカノ)神社」と明記されていることがわかりました。それまでは誉田(ほむだ)別命(わけのみこと)(応神天皇)・神足仲彦命(かんたらしなかひこのみこと)(仲哀天皇)・気長足姫命(おきながたらしひめのみこと)(神功皇后)の八幡神を祭祀しているので、八幡宮神社の総称である「八幡宮」と呼ばれてきました。
正月行事一連が京都府指定無形民俗文化財に指定されており、毎年地元内外から多くの見物客が訪れます。相楽神社本殿(室町時代初期造営)は重要文化財、相楽神社末社若宮神社本殿(室町時代後期造営)は京都府登録文化財に、神社の森一帯は文化財環境保全地区に指定されています。社務所横にある欅の古木(神木)は「京都の自然200選」に選定されています。
年頭の宮座行事が古風のままに残っており、大変興味深いです。1月の「豆焼き」、「粥占」、「御田」に続き、2月の餠花まつりでは、竹串に数重の餠を刺した餠花が奉納されます。餠花の大きさは日本でも類をみないほど大きなもので、その大きな餠花がいっぱいに飾られた様子は見事です。
アクセス
JR学研都市線「西木津駅」から徒歩約5分
または、近鉄「山田川駅」よりコミュニティーバス<木-1・2・3>「清水橋」下車、徒歩約3分