2014年11月07日更新淨土宗「霊巌院(れいがんいん)」
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「淨教寺」から三条通りを西へ向かうと、すぐ北へ入る辻があり、
その突き当たりが淨土宗、永亀山 叡(しょうえい)寺と号する「霊巌院」です。
本尊は、 阿弥陀如来坐像で、寺伝によると、
1593年霊巌雄誉が下総国の竜沢大巌寺(だいがんじ、千葉市)から南都に移住し、
彼を追って弟子達も来たので、一寺を建立したそうです。
境内には「庚申堂」や、露坐の「地蔵菩薩」などもあり、なお、「阿弥陀三尊石仏」には、1430年の銘があります。
また、「奈良坊目拙解」の著者として知られる村井古道の墓碑もあります。
そして、境内墓地の塀越しに水の無い「開化天皇陵」の空濠が眺められます。