2014年08月01日更新東大寺境内の「五百立(いおたち)神社」
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東大寺「南大門」から「大仏殿」へ向かう参道の左(西)側に小高い丘の「五百立山」があり、
緩い階段の左側に赤い社の「五百立神社」が鎮座しています。
「番匠(ばんじょう)社」とも云われて、1056年5月の東大寺起請案(東大寺文書)では
「五百余所社」と記され、室町時代初期の「東大寺縁 起絵詞」に
東大寺造営500人の木匠を祀るとあり、現在は、「手向山八幡宮」の末社です。
なお、「東大寺続要録」によると、1230年10月 に正倉院宝物が盗まれた時、
鏡八面が「五百余所社」に隠されていたそうです。
東大寺、南大門、大仏殿にお越しの際は是非立ち寄ってみてはいかがでしょうか?