2014年08月24日更新東大寺の境内を流れる「白蛇川」
奈良で寿司・和食弁当・法事料理の出前・宅配はおまかせ!甚八四条大路店の柳川です。
東大寺「南大門」から「大仏殿」へ向かう途中で、参道を横切るように流れているのが「白蛇川」です。
昔、吉野の大峯山上を開かれた聖宝僧正(しょうほう そうじょう、理源大師)が
洞川の窟に住む1匹の白蛇を封じましたが、
僧正が東大寺「東南院」の書斎で本を読んでいると、天井から白蛇が現れ、
灯火を消して飛び掛ろうとしたので、暗闇に光る白蛇の眼をぐっと睨んだ僧正が、
「おとなしく洞川へ帰れ」と云うと、白蛇はす~と消え去りましたが、
その後、白蛇は毎夜 物悲しげな姿で現れるので、哀れに思われた僧正は、
白蛇のために吉野の洞川と奈良の餅飯殿に弁才天を祀り、東南院の北の川に白蛇を放してやったそうです。