2014年10月13日更新東大寺「指図(さしず)堂」
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なお、「戒壇院」から「大仏殿」の方へ少し戻って北へ向かう右側に、
円光大師(法然上人)二十五霊場第十一番、「指図堂」があります。
平重衡の兵火で、1180大仏殿が炎上し、その復興に俊乗坊重源上人が当たり、
上人は自らを南無阿弥陀仏と称するほど浄土信仰に篤く、
また、重源上人の招きにより、法然上人が再建途上の「大仏殿」で浄土三部経を講じ、
更に東大寺が又もや兵火で焼失し、
ここに大仏殿復興の計画図面を収める「指図堂」が禅宗様で正面左右に花頭窓をとって建てられ、
その後、浄土宗徒の願いにより霊場となりました。
堂内の正面に墨染の衣に金剛草履を履いた法然上人が祀られています。