2014年08月23日更新文使い地蔵を安置する「知足院」
奈良で寿司・和食弁当・法事料理の出前・宅配はおまかせ!甚八四条大路店の柳川です。
奈良の県花と、奈良市の花は「奈良の八重桜」ですが、
その原木が植わっているのが、東大寺で最も北に位置する「知足院」の境内です。
また、知足院には「文使い地蔵」が安置されて、
これは治承4年、平 重衡(たいらノしげひら)の軍勢によって焼かれた大仏さんの再建で、
造寺の長官を勤めた佐大辨の藤原行隆が大任を果たし、無理がたたって亡くなった後に、
嘆き悲しんだ娘が毎日毎日お地蔵さんにお願いしていたら、
7日目の朝、お地蔵さんの手に文(手紙)が握られていました。
びっくりした娘が文を取り上げ て見るとそれは紛れもなく父行隆の字で、
兜率天(とそつてん)の観音様の元にいると書かれていました。
季節外れではありますが、八重桜の原木を是非見に行ってはいかがでしょう?