2014年12月23日更新国宝「仁王(二王、金剛力士像)」
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勇猛な忿怒(ふんぬ)の形相(ぎょうそう)をした仁王さんは、仏法を守護する為、
お寺の山門や須弥壇(しゅみだん)前面の両脇に安置された一対の執金剛神(しゅうこんごうじん)で、
門に向かって左が口を開けた阿(あ)形の密迹金剛(みっしゃこんごう)で快慶の作、
右が口を閉じた吽(うん)形の那羅延金剛(ならえんこんごう)で運慶の作で、
1203年7月24日から各々弟子9人と共に69日間で完成し、それぞれ8.4m、
桧の寄木造ですが、何故だか東大寺「南大門」では、 他所とは左右が反対に並んでいます。
また、門の裏に渡来宋人陳和卿(ちんなけい)らの造った国重文の「石造獅子」もいます。