2014年12月13日更新国史跡「元興寺小塔院跡」
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「ならまち格子の家」と「藤岡家住宅」に挟まれた「上街道(上ツ道)」を北上し、
突き当たった所を左(西)へ折れて進み、また突き当って、右(北)へ折れて少し行くと
左(西)側に小さな門が在り、門を入った辻の奥に二間四面の「虚空蔵堂」が見えます。
ここは元興寺の一院で、称徳女帝の 百万塔を収めた所と云われ、
また、境内に奈良時代から平安時代の初期にかけて活躍した護命の供養塔が在るので、
護命ゆかりの寺院跡とも云われているが、1451年の土一揆で殆どの建物が焼失し、
現在は江戸時代に建立された「虚空蔵堂」1つが本堂でも有り、
昭和40年境内一円が国史跡に指定さ れました。