2014年09月23日更新笠置寺の重要文化財「解脱鐘」
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「笠置寺」の山門を入ると、直ぐ目の前に復元された「笠置型燈籠」が建っています。平安時代に笠置寺の参道に建てられていたと伝える記述書がありますが現存するものは一基もなく、大正時代愛知県岡崎市の石材業者組合が発行した本に「こけし」の様な形式や寸法が載っています。その左隣には「本尊仏香炉」が置かれ、室町時代のものですが、江戸時代には手洗鉢として転用されていたほど特別大きな石の香炉です。更に奥へ進むと突き当たりに「解脱鐘」があります。中国形式の鐘で、基底部が6つに切り込まれた意匠は日本に1つしかなく、1195年(建久7年)東大寺俊乗坊重源作で、重源和尚が解脱上人に与えました。