2014年10月15日更新竹林院「群芳園」
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当麻寺「中の坊」、大和小泉 「慈光院」の庭と共に大和三庭園の1つ「群芳園」で室町時代末頃、竹林院第21世の祐尊が大峯山の姿を移して庭園を築造し、その後1594年(文禄3年)太閤秀吉の吉野山観桜に際して、千利休がそれに手を加え、桃山風の池泉回遊式庭園に修築していますが、一説によると細川幽斎が改築したとも云われ、庭園は320坪(約1000平方米)程在り、手前に出島、左の角に滝が造られ、二重集団二重護岸の石組などに室町時代の遺構をそのまま残していますが、桃山時代の作風を示す蓬莱石組が中心になっていて、吉野山の自然の景観も取り入れ、借景式庭園になっています。