2014年08月03日更新国宝「仁王(二王、金剛力士像)」
奈良で寿司・和食弁当・法事料理の出前・宅配はおまかせ!甚八四条大路店の柳川です。
勇猛な忿怒(ふんぬ)の形相(ぎょうそう)をした仁王さんは、
仏法を守護する為、お寺の山門や須弥壇(しゅみだん)前面の両脇に安置された
一対の執金剛神(しゅうこんごうじん)です。
門に向かって左が口を開けた阿(あ)形の密迹金剛(みっしゃこんごう)で
快慶の作、右が口を閉じた吽(うん)形の那羅延金剛(ならえんこんごう)で運慶の作で、
1203年7月24日から各々弟子9人と共に69日間で完成させました。
それぞれ8.4m、桧の寄木造ですが、何故だか東大寺「南大門」では、他所とは左右が反対に並んでいます。
また、門の裏に渡来宋人陳和卿(ちんなけい)らの造った国重文の「石造獅子」もいます。
一度見たことがありますが、少し怖い顔で迫力があってすごかったです!
是非見に行ってはいかがでしょうか?