2014年10月03日更新浄土宗一心山築地院「称念寺」
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誕生寺から南へ行くと「称念寺」です。
1168年重源上人が宋から帰朝して開山し、元は「築地院」と云い、鎌倉時代「称念寺」に改め、
後に浄土宗へ改宗され、阿弥陀如来立像を安置する本堂は市指定文化財となり、
なお、境内に仰山の石仏を山と積み、1693年松尾芭蕉が詠んだ句碑
「菊の香や奈良には古き仏たち」もあり、県下最古の芭蕉の句碑です。
また、1600年頃ここらに辻堂が在り、傍らに1本の大樹が繁っていたので「木辻町」と呼び、
1629年遊郭が造られて、井原西鶴の「好色一代男」にも書かれた竹格子の有る色街で、
当院が娼妓死亡の際 には引導寺でした。