2014年09月01日更新夕日観音(ゆうひかんのん)
奈良で寿司・和食弁当・法事料理の出前・宅配はおまかせ!甚八学園前店中西です。
昨日紹介した「滝坂ノ道」は、平安時代の昔から、柳生を通って奈良と笠置を結ぶ道でしたが、山岳仏教信仰の場でもあったので、そのため「滝坂ノ道」沿いには数多くの石仏が存在しています。また、「寝仏」から石畳の道を約35m登ると、左側の崖上に麿崖仏「夕日観音」があります。鎌倉時代に彫られて、人の背丈ほどもある西向きの仏様です。夕日が当たるから「夕日観音」と呼ばれていますが、本当は観音様でなく如来様です。なお、石畳の道からそれて左側の崖を登って行くと、まず3体の地蔵菩薩像が彫られていて、そのすぐ上にも東向きに1体の石仏が彫られ、また、更に崖を西側へ廻り、直ぐ反対向きに上がると「夕日観音」です。散策ついでに訪れてみては如何でしょうか。